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令和4年度入社式を行いました!!

2022.03.22

本日、令和4年度入社式を行いました。
今年は大変嬉しいことに、3名の新入社員を迎えることができました。
そのまま3日間の新入社員研修に突入です。
明るく元気に活躍されることを期待しています。一緒に本間電機工業の未来を築いていきましょう。




【入社式社長挨拶】

<はじめに>
新入社員のみなさん、入社おめでとうございます。
本日、ここに計3名の新入社員の皆さんを、本間電機工業の新しい仲間として迎えることが出来、大変うれしく思っております。
新型コロナウイルスがまだまだ終息しない大変な状況のなか、3名もの方に来て頂いたということは、本当にありがたいことです。そして皆さんにとっては、生涯のかけがえのない同期の仲間を得ることとなった記念すべき日でもあります。全社員を代表して、心より皆さんを歓迎します。

<当社について>
本間電機工業は今期で創業77年、設立48年を迎えることができました。昭和20年の「本間モートル商会」というモーターの修理業からスタートし、電気工事業で事業の拡大をはかり、日本を代表するものづくりの集積地の1つ、燕三条の地場産業の発展に大きく貢献してきました。
また近年では、頻発する災害から守る防災・減災設備、また職場環境改善のための空調ニーズの高まりなど、社会の変化に応じて、通信工事、空調工事にも事業の幅を広げてきました。現在は、電気・通信・空調工事の総合的なサポート事業を通して、お客様の課題解決に取り組み、燕三条のものづくりと県内の社会インフラを縁の下で支え続ける、創業100年企業を目指し、社員みんなで取り組んでいます。

このように長きにわたって、存続発展できたのは、「困っているお客様の役に立つ」という創業の精神を社員一人ひとりが引継ぎ、社会の変化に対応し、お客様の困りごとに寄り添い続け、信頼を得てきたからです。今日から皆さんは、その信頼を共に獲得していく仲間となりました。
これから迎える時代は、AI・IoT・5Gなど、デジタル技術革新が明治維新を超えるスピードで進んでいくと言われています。加えて、まだまだ終息しない新型コロナウイルスの影響など極めて不安定な社会情勢と、停滞長引く日本経済、頻発する災害、超少子高齢化などの不透明な日本情勢のなかに私たちはいるわけです。

この激しい変革のなかを生き抜いていくために、45期から「中期ビジョン」を策定しました。「中期ビジョン」とは10年先を見越した上で、3年ごとに会社の目標や計画を明確化し、具体的な戦術・戦略を打ち出した実行計画です。今期、48期から「第二次中期ビジョン」として、これから3年の新たな目標を設定し、一歩一歩着実に前に進めているところです。
中期ビジョンの第一に掲げたことは、「技術力と人間力」の向上です。それは、技術者集団である私たちにとって、人こそがものや機械に決してとって変わることのできない、大切な財産であると考えているからです。仕事は全て「人と人とのかかわり」で成り立っています。その人の人間力を上回った技術やサービスは決して生まれません。人の成長こそが会社の成長へと繋がり、どんな時代がきても勝ち残っていける強い会社へと成長できるのです。
中期ビジョンに沿って、技術力と人間力を磨いていきましょう。そして、「燕三条のものづくりと県内の社会インフラは、私たちが支えているのだ」と誇りを持って言える会社を目指していきましょう。


<新入社員の皆さんに期待すること>

1つ目は、「自ら考え、自ら動く」ことです。

皆さんはこれまで、両親や社会の様々な人たちのお世話になって生きてきました。両親から身の回りの世話をしてもらい、学校にいけば先生が教えてくれる、そうやって何不自由なく生活してこられたわけです。

ですが、これから社会人になるわけですから、今度は社会に対してお返しをしていかなければいけません。社会人になってまでも人から何かをしてもらおうという気持ちでいてはダメ。
「してもらう」側から、「自ら考え、自ら動く」側へと、考え方を180度変えなければなりません。

他人から「してもらう」立場でいる人間は、足りないことばかりが目につき、不平不満ばかりを口にしてしまいます。私は、皆さんには決してそうなってほしくない。社会人になったからには、「自ら考え、自ら動く」側にたって、周囲に貢献していかなくてはいかない、そのためには、皆さんの人生観を180度ひっくり返さなければなりません。
そして、これからこの会社を成長させ、良い会社にしていくのは、皆さんです。してもらうのではなく、自ら作り上げるのです。主役は皆さんです。

2つ目は、「本気で仕事に打ち込む」ことです

1日24時間のうち寝ている時間を除けば、1日の約2/3を会社や現場で過ごすことになります。家で家族と接する時間よりも、会社や現場でお客様や仲間と過ごす時間の方が圧倒的に長いわけです。1日だけでもそうなのですから、一生で考えれば圧倒的な時間の差です。
だからこそ、本気で仕事に打ち込んでほしい。特に入社後3年間です。

今は働き方改革で趣味の時間も大切だと言われていますが、趣味が充実していると実感できるのは、多くの時間を費やす仕事の時間が充実しているからに他なりません。仕事に本気で取り組めていないのに、プライベートが充実するわけがありません。

そして本気で打ち込む姿勢が、皆さんをすぐに成長させてくれます。どうすれば良いかと深く考え抜くことで、技術力や人間力が磨かれていきます。仕事の幅が広がれば先輩への貢献度が高まりますし、給与面でも恵まれていきます。

「本気で仕事に打ち込む」=皆さんの心豊かで幸せな人生に繋がっていくことそのもの

私は縁あって入社頂いた皆さんの1度きりしかない人生を預かる立場として、責任をもって本気で会社を運営していきます。ですので、皆さんもこの本間電機工業で本気で仕事に打ち込んでください。
これは私と皆さんとの約束です。

<おわりに>
皆さんは明後日から、新入社員研修を受けその後、現場で先輩から仕事を学んでいくことになります。与えられた研修に限らず、本から学ぶ力をつけてください。1か月に2冊読めば、1年で24冊、10年で240冊。勉強しなかった人との差は歴然、継続は力なりです。いくつになっても、本から学び続ける姿勢を大切にしていってください。

そして、一緒に本間電機工業の未来を築いていきましょう。

皆さんの入社を心から祝福し、私からの歓迎の挨拶とさせて頂きます。

本間電機工業株式会社
代表取締役 本間 隼人