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新年あけましておめでとうございます。

2023.01.05

旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
今年もお客様の困りごとのお役に立てるよう、社員一同誠心誠意努めていく所存でございます。
今年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

昨年末に空調工事をさせていただきました。笹岡運輸株式会社様の工事の様子をご紹介いたします。

笹岡運輸株式会社様は三条市に拠点をおく、倉庫業・自動車運送事業を展開されている企業様です。
主な輸送品目としては、米・飼料・肥料・プラスチック原料・各種製品・雑貨など、幅広く対応されており、定温倉庫と常温倉庫も併設しており、多彩な品物の保管・輸送も可能です。

今回、定温倉庫の空調機(冷凍機)の更新を弊社に依頼をいただきました。
11月後半まで既設冷凍機を使用する関係で、雨や雪等での通路の安全確保が必要でした。
そこで裏の農道の通路の養生を笹岡運輸様よりしていただき、作業が始まりました。

こんなにしっかりと敷いていただいたおかげで重量物の運搬が安全に行うことができます。
まずは室外の冷凍機の入替作業です。

既設の冷凍機です。まずは屋根を取りはずします。事前に冷凍機のフロンガスは冷凍機に回収済みです。
既設の冷凍機を取りはずし、トラックに積みました。積載後も倒れないように縛っています。(オレンジのロープ)
新しい冷凍機を取付、屋根を再度取り付けるところです。
ユニックでないと吊れない、しっかりとした屋根です。
新しい冷凍機設置完了です!
熱交換器が輝いて見えます。
配管や電源を接続して外作業は完了です。
天井に吊ってあるのは庫内ユニット(室内機)といいます。
重量運搬になりますので、庫内ユニットの入替を米原機工さんから協力をいただいています。
事前に弊社で電源、配管の取り外し済みです。
新しい庫内ユニットの取付です。取付高さを以前より10㎝上げました。ドレン排水の勾配を既設より確保するためです。
電源線・連絡線・冷媒管・ドレン排水管はすべて再度使用します。一部ドレンは勾配を付けるため補修しました。
以前の設置状況では湿度の高い夏場でドレンのオーバーフローを起こしていたので更新する際に対策する事にしました。

新しい庫内ユニットに冷媒配管の接続・ドレン排水管の接続をしています。
すべて完了しました。
新しくなるっていいですね。
よく冷えていました。

現地では冷凍機にポンプダウンでフロンガスを冷凍機内に回収し、会社にてフロンガスを回収ボンベに回収しております。現地の工程が早く進む工夫の一つです。これにて作業完了です。

ちなみに

笹岡運輸様は、2020年6月に新倉庫「第2定温倉庫」が完成しています。

湿度の高い時期でも倉庫内は除湿器により70%以下に抑えているそうです。

遮熱シートの効果もあり外気温が30℃を超す真夏であっても空調設備を稼働せずに庫内温度は外気温に比べ5~6℃低かったそうです。

こんな環境の整った倉庫だからこそ皆さんの大切な商品を大切に管理され、いい状態で搬出することができているんだなぁと感じました。

以上、定温倉庫の空調設備工事事例のご紹介でした。

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